ヘンリー王子&メーガンの結婚式は2018年5月19日!
先日婚約し、会見でも幸せオーラを振りまいていた2人。
「ハリー(ヘンリー王子のこと)はローストチキンを作りながらプロポーズした」とほのぼのしたエピソードも公開されました。
何と言っても、メーガンにベタ惚れしている様子のヘンリー王子が微笑ましく、国民からも暖かい祝福を受けています。
そして、決まったら行動の早い英国王室のこと、早速ロイヤル・ウェディングの予定を発表しました!
場所はウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂。
そして日にちは2018年5月19日(土)。
しかし、この日程にイギリス国民からブーイングが飛んでいるんです…!!!
イギリス国民がOMG!と叫んだ2つの理由
1.休日にならない日だった
まず第一には、この日が土曜日であること。
イギリス国民の多くは「ハリー王子の結婚式、バンク・ホリデー(国民の祝日)にならないかな〜」と密かに期待していたのですが、そもそも週末なので、お休みにはならないことが決定したからです。
2.警備の手が足りない…!
第二には、サッカーのFAカップのファイナル(決勝戦)が行われる日であることです。
普通なら、どっかりとソファに座り込んで仲間と飲みながら観戦するはずが、今回は「ちょっと、結婚式観たいんだけど!」という奥さんとぶつかる可能性がありますね。
…と、家庭内のチャンネル争いくらいは笑って済ませられるのですが、実はもっと深刻な問題があります。
それはセキュリティ(警備)の問題です。
王室の結婚式の費用は王室が負担するのですが、ウィンザー城周辺に押し寄せるであろう、王室ファンの群衆の警備には一般の警察があたります。
*キャサリン妃の妹の結婚式にも、ファンが駆けつけていました…
もちろん、その費用は国民の税金から出ています。しかし、イギリスでは保守党の政策と予算不足から警察官不足が深刻化しており、大きなイベントが一つあって警備に人出を割かれれば、当然他のエリアが手薄になります。
それなのに、今回は一日に大きなイベントが2つです。FAカップのファイナルが行われるウェンブリースタジアム(Wembley stadium)はロンドンの西端、そして結婚式が行われるウィンザー(Windsor)はそのすぐ西隣のバークシャーです。
当然、ロンドンとバークシャー近辺の警察官は相当数が警備に出向かなくてはなりません。このご時世ですから、警備には万全の体制を敷く必要がありますが、そうかと言って他の地域を手薄にしすぎればそちらが狙われますから、警察にとっては深刻なジレンマです。
警官を増員できれば良いのですが、予算には限りがあるので、困った問題ですよね…。
【おまけ】ウィリアム王子はどうするの?
もう一つ、小さなジレンマがあります。実は、ヘンリー王子のお兄さんで、結婚式の日はべストマン(花婿の付き添い)を務めるのではないかと言われているウィリアム王子は、FA(Football Association)のプレジデントなのです。
通常、彼はファイナルに臨席して優勝チームにトロフィーを渡す役目を担っています。しかし、もちろん弟の結婚式が優先ですから、今回は欠席ですね。
メーガンのウェディングドレス最新情報!アーデム説が有力
ちょっと深刻な話もありますが、なにはともあれ、おめでたい日であることは間違いありません。世間では早くも、メーガンのウェディングドレスについて騒がれています。
ちょっと話はそれますが、現代のシンデレラ達が選ぶアイテムは常に高い関心を呼んでいます。キャサリン妃の時も、婚約発表の場で着用したロイヤルブルーのドレスを始め、彼女が身に着けたアイテムは即完売するほど高い注目を集めました。現在はジョージ王子・シャーロット王女の服やおもちゃと合わせて、その経済効果は計り知れません。
しかし、アメリカ人女優でカナダにも縁があるメーガンは、国際的に幅広く注目を集めているため、その経済効果はキャサリン妃を上回るのではないかと言われています。婚約発表の際に着ていた白のコートを作ったカナダのブランドには問い合わせが殺到、持っていた英ブランドのバッグは即完売しました。
婚約指輪はキャサリン妃がダイアナ妃のサファイアのリング、メーガンはダイアナ妃のジュエリーから取ったダイヤを両脇にあしらったリングです。このヘンリー王子によるデザイン(真ん中には巨大なダイヤが輝いてるデザインです)も流行間違いありません。
ウェディングドレスはカナダのデザイナーが担当?
現在の下馬評では、メーガンのドレスは彼女が支持するカナダのブランド、Erdem(アーデム)がデザインするという説が有力です。
デザイナーのErdem Moralioglu(アーデム・モラリオグル)はイギリス人の母親とトルコ人の父親の間に生まれ、カナダで育ったデザイナーです。ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、2005年にロンドンでブランドを立ち上げました。
花柄などのフェミニンなデザインで人気を博した彼は、今やキャサリン妃と妹のピッパ・ミドルトン、元ファーストレディのミシェル・オバマも顧客に持つほどのビッグな若手デザイナーです。
もちろん、ワンピースで十数万円からとお値段も素敵ですが、最近ではH&Mとコラボしたお手頃アイテムが2017年11月2日から世界中で発売されました(イギリスのH&Mサイトを見たところ、12月現在、めぼしいアイテムは完売してしまっていますが)。
もし彼のデザインなら、きっと可愛らしいドレスになるのでしょう。結婚式の日が楽しみですね!
日本の皇室との違い(つぶやきです!)
王位継承権のあるヘンリー王子の結婚は、相手が外国人でバツイチでも、さっさと決まりました。
とは言え、もともと英国王室は海外から王族を招いて戴冠させるなどしており、外国人の集まりなので、人種が混ざることは問題ないのです(現在のウィンザー王朝はドイツ系です。イギリス国民はブレグジットで王室の祖国に喧嘩を売ったわけですね)。
ヘンリー王子の父親のチャールズ皇太子もバツイチですし、モダンで人間らしい王室で素晴らしいです!
昔なら四の五の言われたであろう、メーガンのお母さんがブラックであることも、まったく問題になりません。むしろ、英国王室の保守的な部分に批判的だった人たちからは大絶賛を受けています。
でも、なぜ、もっと前に婚約した日本の皇室の眞子さまの結婚式はまだまだなんでしょうか…。
皇位継承権すらないプリンセスなのに…。イギリスではこのレベルの人は結婚しなくてもボーイフレンドと一緒に住んだり、普通の若者と同じ自由を得ています。
「日本とイギリスは違うから」「日本は独自のルールがあるから」という言葉に隠れて、古い体質で皇族メンバーが縛られているのは気の毒に感じます。
勝手な批判をする立場ではないのですが、一般庶民からすると、眞子さまと小室さんを早く結婚させてあげれば良いのになあ…と単純に歯がゆい気持ちになります。
ロイヤル・ウェディングが待ち遠しい!
ヘンリー王子とメーガンの結婚式が行われる5月は、イギリスでは天候が比較的良いシーズンです。良いお天気になって、2人の笑顔がたくさん見られると良いですね。
綺麗な花嫁さんの、素敵なドレス姿も楽しみです!
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