【画像あり】エリザベス女王のペット、コーギーたちとポニーが葬儀に隠れ出席していた

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9月19日の故エリザベス女王の葬儀は、厳粛かつ荘厳な雰囲気の中行われました。

イギリス・ロンドンのウエストミンスター寺院で開かれた国葬には世界から2000人ほどのゲストが招かれ、日本からも天皇・皇后陛下が参列されています。

葬儀は2段階。最初はウエストミンスターでの国葬、そして郊外のバークシャーにあるウィンザー城で家族や親族、女王の親しい人々を招いてのプライベートな葬儀です。

最初の葬儀では、国家元首として軍の最高司令官でもある女王の棺(ひつぎ)が、ロイヤルガード(近衛兵)やヨーマン・ウォーダーズ、陸海軍の兵士などに守られています。対してウィンザー城での葬儀はこじんまりとアットホームな雰囲気でした。

ウィンザー城に到着する様子

ウィンザーで女王を迎えたのは…

ロンドンで人々とのお別れを済ませた女王の棺は、特別な霊柩車(hearse)によってウィンザーに運ばれます。

ウィンザー城では、城で働く人たちなのでしょう、シェフや庭仕事をするような格好の人たちが並んで女王を出迎えました。

そのなかに混じって、2人の給仕に赤と青のリードを持たれて待っていたのは、女王が最後まで愛した2匹のコーギーたちです!

「ロイヤル・コーギー」ミック&サンディー

ミック(Muick)とサンディー(Sandy)は、生涯にわたって何頭ものコーギーを飼ってきたエリザベス女王の最後の2匹です。夫のフィリップ殿下を亡くした女王を支えてきたと言われています。

ちょっと待ちくたびれちゃったんでしょうか?一休みする姿もかわいいですね。
アンドルー王子にかまってもらうコーギーたち

ちなみに、この子達は今後エリザベス女王の次男であるアンドルー王子が引き取って面倒を見ることになっています。スキャンダルを起こして女王に心労をかけたアンドルー王子、罪滅ぼしかつ最後の親孝行といったところでしょうか。口さがない人たちは、「アンドルー王子は王室の公務から外されて、犬の世話くらいしかやることもないしね!」なんて言っていますが。

ポニーのエマもお見送りに!

生前のエリザベス女王は犬の他、馬にも情熱を注いでいたことで知られています。

可愛がられていたポニーのエマも、ウィンザー城の庭で女王の到着を出迎えました。

左がポニーに乗る女王、右が葬列を迎えるポニーのエマ

動物を愛したエリザベス女王らしい葬儀

ウィンザー城の葬儀は、コーギーやポニーが参列したおかげで、彼らをかわいがったエリザベス女王の人柄が忍ばれるものとなりました。

ペット好きな人なら、こんなお葬式にしてほしいと思ってしまうような演出ですね!

最後にかわいいペットに会え、家族にも囲まれたエリザベス女王。きっと、心安らかな眠りにつかれることでしょう。

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