イギリスには物がなくて不便!って本当?
かゆいところに手が届く、何でも揃っている日本。海外に出てきて「あれもこれも、手に入らなくて不便!」と嘆く日本人は多いもの。でも実は「探せてない」「その製品が売っていることを知らない」だけという事も多いんです…。
なぜイギリスには物がないと感じるの?
イギリスでお買い物というと、アンティークやデザイナーブランド品、高級な紅茶など「それっぽい」物が思いつきます。でも実際に生活をするなら、必要な物は日本と同じ。そう行った細々した物を探して揃えて行くのはなかなか大変です。
来たばかりの頃、直面する問題を見てみましょう。
①お店がわからない
イギリスに限らず、新しい土地ではどのお店にどんな物が売っているのか、わかりませんよね。
特に、予算を抑えて生活用品を揃えたいという人にはお店選びが難しいものです。大きめの街のハイストリートへ行って片っ端からお店をのぞいてみても、ちょっとお高めなラインの揃っているデパートや、M&Sのような中堅どころばかり。また、駐在の奥様などにお店のアドバイスを聞くと、どうしてもおしゃれなお店ばかり教えてくれ、予算抑えめ派には辛かったりします(笑)。
もっと安い物を探すのなら、行くべきはハイストリートの「端っこの方」や、小さいタウンのハイストリート。お店で言えば、PrimarkやWilkoなどの大・中型店、Robert Dyasなどの小さな雑貨屋さんが家庭用品の狙い目です。大型のスーパーマーケットや、「イギリスの100均」パウンドショップや99ペンスショップにも色々あって、楽しいですよ。
②「これ」は英語でなんていうの?
通販が大人気で、何でも揃ってしまうのはイギリスも日本と同様です。ネットスーパーからeBay、Amazonとオンラインショップで何でも買えてしまいます。
ならば通販で揃えちゃえば簡単だよね!とPCに向かっても、欲しいものの英語名がわからないという落とし穴が待ち受けていたりします…ΣΣ(゚д゚lll)
例えば、ゴミ箱を買おう!と思っても、アメリカ英語に慣れているとついgarbage、trash canとかで検索してしまうかもしれません。イギリスではゴミはrubbishまたはwaste、ゴミ箱を探すならbinで検索するのが正しい方法です。
オムツだってdiaperではありません。nappyです。おしゃぶりはpacifierではなくdummyです。
携帯はcellularやcellではなくてmobile(モバイル)です。
今は揺らぎ検索で、あやふやな英語も拾ってくれるようになりましたが、お目当ての物にいき当たるまでに、結構疲れちゃったりします…(;´д`)。
イギリス生活ビギナーは、まず無料のこれを入手しよう!
イギリスで生活用品を揃えるのに、近道になる参考書をご紹介します。
その「参考書」とは…
Argosの無料カタログです!
Argosは、イギリス在住者ならおそらく誰もが一度はお世話になっているに違いない!?大手のカタログ販売会社です。
全国で800店舗以上を構えているとのことで、少し大きめの街なら大体どこでも支店があります。現在、スーパーマーケット大手のSainsbury’s傘下に入っているので、大きめのSainsbury’sや同傘下のHomebaseと一緒になっている店もあるかもしれません。
店舗に行くと、店先に厚手の電話帳のようなカタログがどん!と積んであります。無料なので、まずはこれを1冊、貰いましょう。
Argosの取り扱い品目は9万点以上とのことで、このカタログをペラペラめくっているだけで、イギリスで売っている物とその値段の目安が分かってきます。
ページがジャンル別になっているのも、英語圏での生活に慣れない人にはすごく便利なんです。もちろん全品写真付きで、イメージがしやすいのも嬉しいところ。
加湿器が欲しいからhumidifierを探していたら、近くにdehumidifierというのがあって、へえ、イギリスでも除湿器ってあるんだな!と学んだり、見ているだけで色々な発見があって楽しいですよ!
もちろんそのままArgosで買っても良いですが、カタログで製品の名前が分かっているので、それで検索して幅広いショップから選んでいきましょう。
イギリス新生活の教科書として、「一家に一冊Argosカタログ」おすすめです*^^*